《憧れの音》
昔から良く聴いているCD💿ある女性ピアニストの海外収録されたシベリウスの小品集の話です。
この中にある、ピヒラヤの咲くとき、という曲の演奏がとても印象に残っています。
この曲の冒頭、小さなCisから始まるのですが、はてどこからどうやって出したの?といつも問いたくなるような音で。
不思議な音は続き、まるで魔法のよう。
ちなみに、ピヒラヤ(ナナカマド)はフィンランドでは6月頃に花を咲かせるらしいです。
短い夏の到来を告げる花、とありました。
その割には寒そうな音楽で変だなぁと思い年間気温を調べるとあちらは5月まではまだまだ寒いんですね。。
長い冬が終わり、寒さが和らいで来た頃という雰囲気にピッタリ。
この雰囲気が好きで、2017年に自分のCD音源を収録する際に音はどんなCDみたいな感じが好きですか?ときかれ、このCDの感じで、とお願いしました。
携帯からではなく、リラックスしてスピーカーを通し空気感を味わいたいですね。
日本も暖かい日が増えて来る3月あたりが聴き頃かもです。