<インテルニの会>



 

 

<インテルニの会>

 

この会は、講師より推薦を受けた門下の生徒さんたちによる小さな弾き合い会です。

 

第5回例会は2016年7月17日(日)サフラン(ティーラウンジ・ルフラン2階)にて行いました。

第6回例会は2017年1月22日(日)仙台中央音楽センター305室にて開催しました。

第7回例会は2018年1月28日(日)に仙台中央センター305室にて開催しました。 

 

下記参考まで・・

 

第6回例会プログラム:

 

小学3年 イベール作曲「物語」より8.水晶の牢、9.石清水を売る女

中学2年 ピアノのためにより 1.プレリュード

高校1年 カバレフスキー作曲 ピアノソナタ第3番 

大学2年 グラナドス作曲「ゴイェスカス」より マハ、または夜鳴き鶯

     ラフマニノフ作曲 練習曲作品33-9 嬰ト短調                                        

 

第7回例会プログラム:

 

小学2年 ブルクミュラー作曲アラベスク ほか

小学4年 田中カレン作曲ほしのどうぶつたちより こぎつね、いっかくじゅう

高校2年 ショパン作曲 ロンドハ短調作品1 など 

 

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今からもう10年も前の話ですが、私がチェコのプラハに音楽留学をしていた頃

1~2ヶ月に1回位のペースで「Interní koncertインテルニーコンツェルト」出演していました。

 

簡素なチラシが音楽院内の掲示板やホールの入り口などに張られ、大体本番のひと月ほど前に

師事している先生が学生に対して出演のお声がけしてくださるという流れでした。

 

 チェコ語でInterníは「内輪の、内部の」、koncertは「演奏会」という意味で、直訳すると内輪のコンサート

学内演奏会のことを指します。

チェコ語の発音どおり「インテルニー」と伸ばすとしまらないので

当会の名称は「インテルニの会」と短くしました。

 

当時音楽院の学生は、プラハ城の近くのパールフィー宮殿にある小規模な室内楽ホールで

学内コンサートを行っていました。当日はどこからともなくお客様がいらして、

若い学生たちの演奏を聴いてくださる、そんな素敵な文化が音楽の街プラハには根付いていました。

 

 

お客様は出演者の友人、知人、先生を筆頭に、通りがかりの飛び入りの方や、

普段から音楽院の学内掲示板やホールの入り口の簡素な張り紙をチェックしてくださる方まで、様々でした。

 

 学生は、演奏を通してお客様の反応を直接感じ、拍手を頂くことで、生きた音楽というものを学び

少しずつ成長していきます。(時には聴きに来てくださる人数が少ない日や、演奏が気に入らないと

そのまま帰っていってしまうこともありましたが・・。)

 

ここ日本ではどこかクラシックの演奏会は敷居が高いもの・・と考えられがちのようですが、

日本に比べ決して経済的に裕福とはいえないチェコで、そんな風に地域の方が音楽に親しみ

学生たちが学ぶ豊かさに触れて、大切な事に気付かされたように思い、ハッとしました。

 

大きな音響の整ったホールでの本格的な演奏会も大変素晴らしい事だと思いますが、小規模で

アットホームな会ならではの「音楽が身近に感じられる良さ」という物もあるように感じられるのでした。

 

  また、プラハで生活していると、すべてが綺麗に整っていなくても、完全ではなくても、とにかく

前には進んでいこう、それでも大切なものは守っていこう、という強いエネルギーを感じることが多々ありました。

 

 私の地元であるここ仙台での「インテルニの会」もプラハ留学中の音楽体験に倣い

音楽を通して素敵な時間を共有していける集いにして参りたいと思っています。

 

 生徒さん達は、毎回この日までの準備、直前のリハーサル、そして本番を体験していただくため

何度か例会に参加するうちに、舞台に向けて演奏を準備するペースがつかめてくると思います。

 

発表会やコンクール、入試、演奏会などの準備として、また曲目や時間の限られたコンクールや発表会では

できないような事にも、失敗を恐れずチャレンジして行ってもらいたいと思います。